エコーを作成・変更 活用事例(連結編)

「エコーを作成」「エコーを変更」ノートの具体的な活用例を紹介します。

実現したいこと

購入者宛に購入明細内容を記載したメールを送信したい。

メールの本文には、購入した商品の商品名・単価・受注数・総合計を記載したい。

■ 例で使用する購入明細内容

明細行サンプル1_(1)明細行|要素は 2 行

■ 送信されるメール本文の想定

件名:TēPs|購入明細です

本文:
購入明細は以下です。

アイス|500円×3個
みかん|120円×1個

総合計:1620円

1. フレーズを作成し実行する

(1) フレーズ作成

購入明細内容を通知したいので、商品名や単価など、ネクストエンジン受注伝票の明細配列にあるエコーを使う必要があります。そのため、明細ループの中に「メールを送信する」ノートを配置しています。
サンプルフレーズ1_(1)フレーズ構成


メールの本文には、購入した商品の商品名・単価・受注数・総合計の内容を記載したいため、以下の通り設定しました。

メール送信ノートのトーン

「メールを送信する」ノートの本文設定

(2) 実行結果

メールが 2 通届いてしまいました。

実行結果1

2 種類の商品を購入していますが、本文には 1 種類しか記載がされておりません。

メールサンプル2なぜ 2 通届いてしまったのでしょうか。

さらに、なぜ購入した商品のうち 1 種類しか記載がなかったのでしょうか。


答えは、フレーズ構成に問題があります。

「明細ループ」の中に「メールを送信する」ノートを配置しているため、明細配列の要素の数ぶん、ループ処理を行ったことが原因です。

2.「エコーを作成」「エコーを変更」ノートを使って、フレーズを作成し実行する

(1) フレーズ作成

明細配列の要素数の数ぶん、メール通知を行わないように、「メールを送信する」ノートは伝票ループ内に配置しました。
サンプルフレーズ2

フレーズ構成


メール本文には購入明細の内容を記載したいため、伝票ループ内に「エコーを作成」ノートを配置し、明細ループ内に「エコーを変更」ノートを配置しました。

サンプルフレーズ3
「エコーを作成」「エコーを変更」ノートの配置


「購入明細」エコーには、商品名・単価・受注数を値として設定しています。メール送信ノートのトーン2
「メールを送信する」ノートの本文設定


(2) 実行結果

メールが 1 通届きました。

実行結果2

メールの本文も、購入した 2 種類の商品の記載がありました。

メールサンプル3

このように「エコーの作成」「エコーの変更」ノートを活用することで、実現したい業務をワークフロー化することができます。

「エコーの作成」ノート、「エコーの変更」ノートの設定方法については、以下よりご確認ください。

エコーを作成

エコーを変更