配達希望日が空の受注伝票を検索し、配送先住所に応じた日付を入力します。例として、14 時を締め時間とする設定をご紹介します。
🚨 RSL をご利用の方へ
RSL のルールでは、配達希望日が指定されていても、購入者が指定したものではないと判断した場合、配達希望日が未指定だと扱われる可能性があります。
そのため、「購入者が配達希望日を指定しなかった受注伝票に、ショップ側が配達希望日を入力し、RSL に出荷依頼する」というケースにおいて TēPs を利用することは、弊社は推奨いたしません。
使用するテンプレート
事前準備|Google スプレッドシート
下記の画像を参考に、送り先の都道府県ごとの配達日数を記入してください。
ここでは、14 時を締め時間として配達日数の値を変えています。自社の運用に合わせて変更してください。また、D, E 列には関数が入っているので、編集しないようご注意ください。
テンプレートの設定方法
1. コア|時間で実行「15 分ごとに実行」
運用に合わせて変更してください。
2. ネクストエンジン|受注伝票を検索「配達希望日が空の受注伝票を検索」
ネクストエンジンの受注伝票を検索します。以下は検索条件の一例です。
- 受注状態区分|「起票済み(CSV/手入力)」「納品書印刷待ち」のうちのどれか
- 配達希望日|空である(NULL)
3. Google スプレッドシート|行を検索「都道府県ごとの配達希望日を取得」
以下の条件で Google スプレッドシートを検索します。
- 都道府県|空でない
また、文字列以外の型で取得する列は以下です。
- 配達希望日(00:00〜13:59)|日時型
- 配達希望日(14:00〜23:59)|日時型
4. ネクストエンジン|エコーを作成
設定の変更は不要です。
5. フロー|ループ「受注伝票ごとに繰り返す」
設定の変更は不要です。
6. フロー|ループ「行ごとに繰り返す」
設定の変更は不要です。
7. フロー|条件で処理を分岐「送り先の都道府県が含まれる行か判定」
Google スプレッドシートの「都道府県」の値が、ネクストエンジンの「送り先住所1」に含まれるか判定します。含まれる(YES である)場合、8 に進みます。
8. フロー|条件で処理を分岐「現在時刻が 14 時以前か判定」
現在時刻(フレーズの処理を開始した時刻)が、14 時以前か判定します。
14 時以前(YES)なら 9-a に、14 時以降(NO)なら 9-b に進みます。
9-a. ネクストエンジン|配列型エコーの末尾に要素を追加
8 で YES の場合、ネクストエンジンの「配達希望日」を、14 時以前の場合の配達希望日で更新します。
設定の詳細は下記の画像をご覧ください。
9-b. ネクストエンジン|配列型エコーの末尾に要素を追加
8 で NO の場合、ネクストエンジンの「配達希望日」を、14 時以降の場合の配達希望日で更新します。
設定の詳細は下記の画像をご覧ください。
10. ネクストエンジン|受注伝票をまとめて更新
設定の変更は不要です。
設定は以上です。