Shopify|Flow トリガーイベントを発行

Shopify Flow のワークフローを起動するトリガーイベントを発行できるノートの概要・使用方法について説明します。

1. Shopify「Flow トリガーイベントを発行」ノートの概要

Shopify Flow のワークフローを起動するためのトリガーイベントを発行できます。

発行できるトリガーイベントは以下の 3 種類です。

  • TēPs Trigger with Customer ID(お客様 ID)
  • TēPs Trigger with Order ID(注文 ID)
  • TēPs Trigger with Product ID(商品 ID)

2. ノートの設定方法

具体的な設定方法について説明します。

1. コネクション

初めてコネクションする場合は Shopify コネクション設定方法を参考に、コネクションを作成し、設定してください。

一度でもコネクションを設定したことがある場合は、プルダウンにアカウント名が表示されているので、該当のものを選択してください。

Frame 1 (38)

 

2. 対象のトリガー

起動したいワークフローに対応するトリガーを、プルダウンより選択します。

Frame 2 (6)

トリガーに応じてワークフロー側で利用できる変数(Variables)が変わります。たとえば、「TēPs Trigger with Customer ID」を選択した場合、ワークフロー側では「addresses(住所)」や「amountSpent(支払合計)」などの顧客情報が利用できるようになります。

 

3. ID

「2. 対象のトリガー」で選択したトリガーに応じた ID を入力します。Frame 7 (1)

トリガーと ID の対応関係は以下です。

トリガー ID 取得方法
TēPs Trigger with Customer ID お客様 ID 「https://XXXX.myshopify.com/admin/customers/******」の末尾の数字
TēPs Trigger with Order ID 注文 ID 「https://XXXX.myshopify.com/admin/orders/******」の末尾の数字
TēPs Trigger with Product ID 商品 ID 「https://XXXX.myshopify.com/admin/products/******」の末尾の数字

 

4. コンテクスト

コンテクストにはユーザーが任意の値を入力できます。コンテクストはトリガーイベントに格納され、ワークフロー側で参照することができます。主に、実行するワークフローの制御に利用します。

Frame 5 (1)

イベントを発行すると、そのイベントがトリガーに設定されているすべてのワークフローが起動します。処理を継続するワークフローを制御したい場合にコンテクストを設定します。

たとえば、コンテクストを「phrase_id_001」と設定し、ワークフローの Condition に「Context|equal to|phrase_id_001」と設定します。すると、コンテクストが「phrase_id_001」の場合のみ処理が継続され、それ以外のワークフローは終了します。

Frame 6 (2)

 

「Flow トリガーイベントを発行」ノートの説明は以上です。