「セッション」と「ロングラン設定」について解説します。また、「セッション」画面の見方をお伝えします。
セッションとは
1 回のフレーズ実行のことをセッションと呼びます。
過去の実行履歴は セッション から確認できます。
セッション時間の上限とロングラン設定について
セッション時間の上限
セッションは時間の上限に達すると、強制的に終了します。
通常、上限は 15 分です。
以下は、定期実行の間隔が 15 分のフレーズにおける処理の例です。
■セッション時間上限が 15 分の場合
① 13:00|セッションを実行
② 13:15|① のセッションは強制終了 → 新たなセッションが実行
③ 13:30|② のセッションは強制終了 → 新たなセッションが実行
④ 13:45|③ のセッションは強制終了 → 新たなセッションが実行
この仕様により、仮にすべての処理が完了していなくても、時間上限に到達した時点でセッションが強制終了します。
たとえば、「楽天市場の受注を検索し Google スプレッドシートに書き出す」というフレーズにて、一度に最大で 1,000 件の受注を処理するように設定したとします。
もし、通常のセッション時間の上限である 15 分以内に 600 件の受注しか処理されなかったとしたら、15 分に達した時点で処理が中断されるため、残りの 400 件の受注は未処理のままになります。
ロングラン設定
ロングラン設定は、セッションの時間上限を 60 分に引き延ばせるオプションです。
Freak 以上のプランでご利用いただけます。
料金ページ
以下は、定期実行の間隔が 15 分のフレーズをロングラン設定した場合の例です。
■セッション時間上限が 60 分の場合 パターン①
① 13:00|セッションを実行
② 13:15|① の処理が継続中 → このセッションはスキップ
③ 13:30|① の処理が継続中 → このセッションはスキップ
④ 13:45|① の処理が継続中 → このセッションはスキップ
⑤ 14:00|① のセッションは強制終了 → 新たなセッションが実行
■セッション時間上限が 60 分の場合 パターン②
① 13:00|セッションを実行
② 13:15|① の処理が継続中 → このセッションはスキップ
③ 13:20|① の処理が終了
④ 13:30|新たなセッションが実行
フレーズの内容によっては、ロングラン設定が不要だったり、かえって処理を遅らせる原因になったりする場合があります。
ご判断に迷われるときは、カスタマーサポートにご相談ください。
📧 cs@teps.io
セッション画面でできること
1. 実行したフレーズのセッション履歴を確認する
2. 実行したセッションのログを確認する
1. 実行したフレーズのセッション履歴を確認する
フレーズの実行時間や処理完了までの所要時間を確認することができます。
フレーズタイトルや実行期間などで絞り込み、特定フレーズの履歴を閲覧できます。
セッション|セッション履歴の確認
2. 実行したセッションのログを確認する
指定した内容に応じて、ログを確認することができます。
エラーの検出や、思い通りの動作をしていない場合の確認などにご活用ください。
セッション|ログの確認